[お仕事]コンビニのG-MONEYキャンペーン用POP描かせて頂きました。その四

そしてリテイクを喰らいました・・・orz

『表情をもっと明るくしてほしい』とのこと。

なるほどなぁ。
確かにおとなしめの表情で描いていました。

広告だし、元気の良い表情の方がお客さんの気分も良くなるというのはとても理解できる事。

早速修正。
しかし、ここでも僕は頭を悩ませました。

どのくらいの元気さが良いのだろうか……

とりあえず、元気が良く見えるであろうポイントにはある程度ルールがあるので、それに沿って描いてみました。

口を開かせる。
ウインクをさせる。
目を見開く。
両目とも閉じさせる。


一番元気に見えるのが両目を閉じさせている表情だと思ったのですが、両目とも閉じさせてしまっても良いのだろうかというのが懸念事項。

無難なところで、ウインクか口を開かせたものかなぁと思っていたのですが、最終的には両目を閉じさせる表情に決定。

勿論、判断したのはG-MONEYさんとスリーエフさんサイド。
僕は色々と描いていくうちに何が良いのやらわけがわからなくなり、自分の中のベストも決める事が出来ませんでした。(^_^;

ちなみに絵柄にも迷っていた僕は、G-MONEYさんからの要望うもあって、コテコテの『萌え絵絵柄』のラフも描いてみました。

時間の都合上、別バリエーションの絵柄を描くという事はあまりやらないのですが、ひと月ほど前にフルデジタルでのイラスト制作スタイルに移行した僕は、こういう事態に対して思っていた手順があったので、やってみました。

やりたい手順といっても、Comicstudio上にてベクターレイヤーで描いた線をある程度納得できるスピードで再利用できるかどうかという検証名だけなのですが……。

結果は、意外と良好。

もともと解像度に依存しないベクターレイヤーなのですが、ComicstudioのベクターデータはIllustratorと比べるとちょっと癖があると感じているので、思った品質とスピードを得られるのかというのは常々気になっていたのです。

さて、キャラのイラストが決まればイラスト制作の作業に悩むところなし。このまま完成へと突き進んでいきます。

ところで、G-MONEYさんの案件はレイアウトデザインも行うので、久しぶりにIllustratorを立ち上げました。
久しぶりなので、使い方を忘れている忘れている・・・。

手順や機能を思い出したり改めて調べる作業時間というのはなかなかバカに出来ないものです。

そして、今回のレイアウトは前回のレイアウトとほぼ変わっていません。

あまりにも今回のイラストとのマッチングがうまくいっていて、変えようとすればするほど弩壺にハマっていきました。
色々とあがいたのですが、どうも良い落とし所が見つからず、前回とほぼ変わらぬレイアウトになってしまいました。

もし次回があるとするならば、この部分はぜひ改善したいところです。

というわけで、締め切りギリギリチョイオーバーするような感じで完成させました。

こちらは文字なし

ちなみに没となった萌えキャラバージョンも作ってみました。